私はその時すごく好きな人がいました。そんときはものすごく純粋に相手のことを好きだったので、彼が何か困っていたら助けてあげたいと思っていました。彼は結構お金使いが少々荒いのが玉に瑕ですが、私の誕生日などにはサプライズパーティを開いてくれたり、お花をくれたりと喜ぶことをいろいろとしてくれました。すごくマメな人で私でも覚えていないような記念日を作って私を喜ばせてくれるところもありました。
そんな彼がある時私に泣きついてきて、お金を貸してほしいといいました。あまりに必死だったので理由もきちんと聞かずにお金を200万円貸してしまいました。そのせいで生活が困窮して食費を削ったり、趣味に使うお金を削ってなんとかやりくりしたのですが、本当に困りました。必要なものも買えず数か月間はショッピングもずっと我慢しました。
それでも彼が数か月後には返してくれると信じていたのですが、結局そのお金は返ってこずに彼からの連絡もいつの日か取れなくなってしまいました。
人にお金を貸すことは本当に不幸しか呼ばないと思います。騙されたと分かりましたが、結局警察にも話せずに自力で仕事に打ち込んで一からスタートしました。もう人を簡単に信用してお金を貸すことは絶対にしないとこの時に決めました。辛かった生活と辛かったあの時の思いを思い出して人を信用しすぎないようにしようと思いました。(25歳・女性)
元カレに400万円を騙しとられ水商売に 簡単にお金を借りるより成長を
22の時。付き合っていた男性に結婚をほのめかされてお金をつぎ込んでしまいました。
いずれ子供ができるから3LDKくらいの部屋に引っ越そうよ、ふたりの新しい新居に大きなテレビ買おうよ、ベッドもダブルかな、そんな感じに遣い気づいたら私の貯金400万は消えて行きました。と、同時にわたしの彼氏は消えてしまいました。
なおかつ、彼氏は黙って私のキャッシュカードを盗みお金を引き出していたこともわかり、失意のどん底です。
引っ越してまだ半年、3LDKの豪華な部屋は家賃18万。まともに支払っていけるお金などないのです。
そこで、私はまず大型テレビをオークションに出しました。20万したテレビが12万で売れました。
次は使ってない部屋のエアコン。4万で売れました。使わないゲーム機も、広いソファーもみなオークションサイトへ。元値よりはさがりますが、新しいし、割と高値で。
総額40万くらいになりました。
それでも足りない。家賃を支払ったら、残金は20万ちょい。安いマンションに引っ越しもできない。
そこで私は夜の世界へ。
お世辞やオヤジが大嫌いな私でしたが、お酒が飲めて愚痴を聞いてもらえてお金がもらえるなら、と足を踏み入れました。
最初は苦労しました。新聞なんか読まないから、世界情勢なんかわからない、愚痴を聞いてもらうどころか愚痴を聞かされる、お酒が飲めるといっても常にお客様を気にしないといけないし。それでもこれしかないと毎日入るお給料のために頑張りました。
結果この時期一番成長できました。無知な私が日経を読み、政治ネタも難なくついていけるようになりました。
今は貯めたお金で資格をとり、独立めざし頑張っています。